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ひさごんの日記
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北京オリンピック需要が顕在化、薄型テレビは前年比4割増か - BCN
北京オリンピック需要が顕在化、薄型テレビは前年比4割増か - BCN

2008/06/19大河原克行ソニーBlu-rayシャープダビング10液晶テレビ北京オリンピックBCNは、薄型テレビおよび次世代ディスクをはじめとするDVD/HDDレコーダーの北京オリンピック需要動向について発表した。これは、同社が全国26社2,350店舗のPOSデータをもとに集計、予測したもの。同社の田中繁廣チーフアナリストは、「当社が集計するテレビ、レコーダー、パソコンなどのデジタル家電118品目の販売金額は、4月を底に上昇に転じている。例年、谷間となる時期に伸張しているのは、ボーナス商戦を前倒しする形で、北京オリンピック需要が立ち上がっている証」とした。同社では7月中旬をオリンピック需要のピークが訪れると予測しており、「薄型テレビの7月の需要は、台数では前年同月比40%増、金額では30%増に達すると予測できる」とした。また、DVD/HDDレコーダーについても、「5月を境にBlu-ray(BD)レコーダーの本格的な普及期に入った」とし、7月にはBDレコーダーを含むDVD/HDDレコーダー市場は、台数で20%増、金額で25%増の伸びが期待できるとした。さらに「オリンピックにおける日本人選手の活躍次第では、8月中旬まで需要のピークが続く可能性がある」と予測した。BCNランキングによると、118品目の販売実績は、金額ベースで5月は0.1%増、6月1日から15日までの集計では前年比5.1%増となっている。2007年度実績では、5月が2.0%減、6月が4.0%減とマイナス成長になっていたことと比較すると、例年とは異なる動きをしていることがわかる。「なかでも、DVD//HDDレコーダーが前年同月比38.3%増、液晶テレビが24.6%増と高い伸びを見せていることからも、北京オリンピック需要を背景としたものであるのが明らか」とする。液晶テレビおよびプラズマテレビをあわせた薄型テレビ全体では、5月の販売台数で前年同月比27.5%増、6月1日から15日では35.3%増となっている。とくに液晶テレビの伸張が顕著で、6月1日から15日までのデータでは、前年比50.5%増という高い伸びを見せている。また金額ベースで見ても液晶テレビは、前年比24.6%増と過去半年で最も高い成長率を記録。プラズマテレビも、前年割れが続いていたものが、6月には一転して14.5%増とプラスに転じた。「プラズマテレビでは、松下電器がオリンピック公式スポンサーとしての訴求効果が影響している」と分析した。また、サイズ別には、大画面モデルの需要が増加していることを指摘。なかでも40 - 50インチ未満が、6月1日から15日までの集計で前年比116.7%増と倍増していることがわかった。「液晶テレビで46インチの伸張が特筆できること、さらにプラズマテレビでも松下電器が46インチを投入したことで、このクラスが伸びている」という。オリンピック需要が顕在化したと思われる薄型テレビ市場大型テレビが需要を牽引かメーカー別シェアでは、シャープが着実にシェアを拡大しており、5月の48.6%から、6月1日から15日までの集計では54.0%と過半数を突破し、強みを見せつけた。だが、40~50インチ未満の液晶テレビではシャープとソニーが拮抗。6月1日から15日までのデータでは、シャープの45.8%に対して、ソニーが45.0%と僅差となった。大画面液晶テレビに力を注ぐソニーの戦略が功を奏した格好だ。なお、平均単価は、50インチ以上の液晶テレビは下落傾向にあるものの、それ以外の液晶テレビの価格はほぼ横ばいで推移。価格下落傾向が一段落していることを示した。だが、プラズマテレビは、松下電器のパワーアスリート画質戦略などもあり、50インチ以上、40 - 50インチ以上ともに、価格が上昇傾向にある。一方、DVD/HDDレコーダーは、前年割れで推移していた台数ベースの実績が、5月は6.9%増とプラス成長に転換。6月1日から15日まででは、前年比25.2%増となった。また、金額ベースでは、5月が18.8%増、6月1日から15日まででは38.3%増と大きく伸張している。この背景には、オリンピック需要とともに、次世代ディスクレコーダーがBDに一本化されたことが作用しており、DVD/HDDレコーダー全体のうち、5月には台数ベースで34.7%、金額で53.6%をそれぞれBDが占めた。「7月は金額ベースで6割を占める可能性がある」と予想している。BDレコーダーのメーカー別シェアでは、今年1月時点には、ソニーが台数、金額ともに60%以上のシェアを占めていたが、5月の集計ではシングルチューナーモデルおよび250GB HDD搭載の低価格モデルを投入した松下電器が台数で43.5%、金額シェアで44.2%と首位を獲得。ソニーは、台数で40.9%、金額で39.9%と2位になった。またシャープは、台数で15.2%、金額で15.5%となっているが、「7月にシャープの新製品投入が控えていることから、今後シェアを拡大する可能性がある」などとした。HD/DVDもオリンピック需要で大幅な伸びソニーと松下のトップ争いなお、ダビング10の延期に関しては、「市況にはまったく影響がなかった」としている。

[引用元:マイコミジャーナル]

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